その他ソリューション

今後の発展が期待される日本国内の海洋開発を欧州発の最先端の技術でサポートします。

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解析サービスソリューション



Sealip社

 

ケーブルの仕様、敷設ルートの海底面状況、気象、海象条件等々の情報解析から海底ケーブルの最適ルートを提案します。
また着床式洋上風力では、ケーブル放出部でのCPSによる防護方法や浮体式洋上風力では、ダイナミックケーブルの挙動解析等を実施致します。

 

■ 実績

広い分野での豊富な実績

 

■ 分析内容

・解析できる分野/範囲
・解析技術、豊富な経験を持つ解析者



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コネクティングソリューション

FirstSubsea社

 

First Subsea Ltdは、オフショア市場向けにBall&Tapaerの技術を使用した係留システム、“Ballgrab” SubseaMooring Connector(SMC)の製造、販売を目的に1994年に英国ランカスターで設立されました。北海のオイルやガスフィールドなどの厳しい条件下で稼働するドリリングリグ、各種プラットホーム、FPSOなどの係留作業を容易にしました。“Ballgrab”の技術は電気や油圧を使用しない機械式ロックシステムで、メンテナンスフリーのため特に最近は深海係留用コネクションシステムとして採用され、すでに世界のオイルガスフィールドで350台以上の実績があります。
また最近は“Ballgrab”の技術を各種アプリケーションに提案しています。例えば、海底のパイプラインを回収する為の回収装置やプロペラ式潮力発電のナセル部を本体にコネクションするアプリケーションなどユニークな製品を開発し、サブシーの各種フィールドで使用されています。

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“Ballgrab”の技術とは

 

構造は、円柱状のコネクタ本体(オス側)に加工されたテーパー状の溝部にボールを入れ、コネクタ全面をボールが1/3ほど顔を出す穴加工した円柱状のカバーで覆い、ボールの飛び出しを防ぐという二重構造になっています。
作動は図(①②③)のとおり、コネクタ本体(オス側)がメス側(相手のソケット側)に挿入されるとボールはテーパー部の内側に押し込まれます(図①→②)。その際ボールはテーパー部をすべり下り、逆に相手メス側の内壁を強固に把持します(図③)。挿入されたコネクタを引き抜こうとすればするほど、ボールは内壁を押し荷重も比例して大きくなります。
この荷重がなくならない限りボールは内壁を押し続け、コネクタは荷重が無くならない限り外れません。

 

 

特長

 

  • ■ 電気や油圧を使用しないシンプルな機械式コネクタ
  • ■ ROVの支援なしに取り付けが可能
  • ■ ROVによる取外しが可能(ROV により操作できる専用治具を使用)
  • ■ MBL2500mまで対応可能
  • ■ ABS、BV、DNVGL、Lloydなどの船級承認を取得済
  • ■ メンテナンスフリー
  • ■ 各種の特殊アプリケーションについても対応が可能

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サブシー係留コネクタ

 

Ballgrab Subsea Mooring Connectors(SMC)

 

サブシー係留コネクタ(SMC)は、Ballgrabの技術を使用した係留コネクタシステムで、MODU、FPSO、STPなど各種オフショア施設の係留設備向けに開発されました。最近は浮体式洋上風力発電など再生可能エネルギー分野でも採用されています。ROVによる簡単な操作で深海でのアンカーチェーンの着脱が行え、係留時間を大幅に削減し、またより小型な作業船の使用などでコスト削減が見込めます。電気、油圧を使用しない機械式コネクタのため高い信頼性を持つと同時に、メンテナンスフリーでもあります。すでに世界で350台以上の納入実績があります。

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重量物吊り上げリフティングツール

 

Internal Lifting Tool(ILT)

 

ユニークなBallgrabコネクタを利用した重量物吊り上げ用ツールです。最大5000tまで対応でき、シャックルを取り付ける従来の工法より非常に簡単に着脱できるため作業時間を大幅に短縮することができます。油圧リリースシステムによりクレーンオペレーターが遠隔で着脱操作も可能です。AUVの設置回収用途など国内での販売実績もございます。